主な産地

サンダルウッドの原産地はインドで、インドネシア、オーストラリアでも産出しています。インドのマイソール地方のサンダルウッドが、最も上質とされており、紀元前5世紀ごろにはすでに高貴な香木として使われていました。その木材は、寺院の彫刻や家具としても利用され、仏像・仏具などで多く使われたことから、中国・日本へは仏教伝播とともに伝わりました。
サンダルウッドは、中国では栴檀、日本では白檀という名でも知られており、その芳香が古くから珍重されてきました。半寄生の熱帯性常緑樹で、始めは独立して生育し、吸盤で寄主の根に吸着して寄生します。周りに植物がないと生育しないため栽培が困難で、貴重植物となりました。インド政府は伐採制限や輸出規制をかけており、1本伐採したら1本植樹するよう義務づけています。
30年ほどで樹高12~15mほどになり、5月ごろに始めは黄緑色、後に紫褐色となる花をつけます。幹は直立して、よく枝分かれし、丸い樹冠となります。


成熟した木の中心部を水蒸気蒸留して精油を抽出します。20kgの心材から約1kgの精油が抽出されます。サンダルウッドは、香りの定着性が非常に高く、さらに年月とともに質と香りが向上するのが特徴です。

コメントは受け付けていません。